長州イズムって何だ!? 第25回

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長州イズムって何だ!?
連載25 文 安田拡了
長州イズムとは…団体がなくなって、たった一人になった時でも、生きていける哲学なのである。

 11月25日、ZERO-ONE活動停止の記者会見が橋本真也によっておこなわれた。今後は橋本抜きの新しい形でZERO-ONEが活動する。
 同日夜、後楽園ホールで最終戦がおこなわれた。団体の新人・浪口修(H14年デビュー)に話を聞きに行った。
 このところ浪口はリキプロの道場で練習をしている。12月1日から新生ZERO-ONEが誕生するが、これからZERO-ONEの新しい結束が必要になってくるだろう。そうなればリキプロの道場に通うのを中止せざるを得なくなるかもしれない。その点を訊ねたかったのだ。
 「いえ、これからも行かせてもらうつもりです。練習、たまげました。その練習量もさることながら、リキプロの人たちの一人ひとりの意識の高さ。プロレスに対する姿勢が凄かった。自分は、これまで与えられた練習をクリアしてきただけ。与えられたものだけでは、一人前にならないんだということを痛感しました。意識が変わりました」
 浪口は最初、その練習についていくことができなかったという。自分の、これまでやってきた練習の甘さを痛感した。
 人生というのは、人との出会いでどんどん変わっていくものだ。もし長州やリキプロのメンバーがZERO-ONEの興行に参戦していなかったら、浪口は「長州イズム」というものを活字で知るだけの、ありきたりのプロレスラーになっていたことだろう。
 長州やリキプロの選手に出会い、その出会いをチャンスと受け止めて、教えを乞うた。一人前のプロレスラーになりたいんだったら、教えを乞うことぐらい当たり前のことだが、なかなかできないのが、いろいろな感情を持つ人間というものだ。
 「本当に行って良かったです。自分がプロレスに入った時、長州さんに教えてもらえるなんて考えてもみなかった。なんか自分の道が開けていくようです」
 浪口は言った。
 おそらく、行っていなかった時のことを考えると、その意識の違いをハッキリと感じるのだろう。
 (自分はツイている!)
 と思っているかもしれない。しかし、せっかく長州が道場の門戸を開放しているのに、まだ半人前にもなっていないレスラーたちが行かないのが不思議なくらいだ。それを考えると浪口は自分でチャンスを掴んだというだけだ。あとは自分の才能と努力次第。
 しかし、その矢先にZERO-ONEのゴタゴタ。ところが、浪口は、大変だと思いながら意外と冷静だ。
 実は長州力に言われた、ある言葉が頭の中に入っているからだ。その言葉を浪口は宝物のように大切にしているのだ。
 ZERO-ONEが解散するという話が外に漏れ始めた10月のある日。浪口がいかにも不安げな顔をしていたのだろうか、長州にこんなことを言われた。それは励ましの言葉だった。
 「団体のことはしかたがない。ひとつ言えるのは、個人のステータスが上がれば、何も困ることはないんだということだ。いつ、どこでも出られるようにモチベーションを上げられることが大事。ちゃんと練習をやっていけば大丈夫だ。絶対、大丈夫なんだ」
 この言葉をもらった段階で、浪口はZERO-ONEという団体を超えた一人のプロレスラーという意識をもった。
(プロレスをやるのは団体じゃない。すべては個人なんだ!)
 そう、長州イズムというのは己個人のステータスを上げていくための哲学と言ってもいいだろう。たった一人になった時でも、生きていける哲学なのである。

(続く)

週刊プロレス No.1235 2004/12/15号(12/1発売)より


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最終更新日: 2016-03-06 (日) 00:20:25 (1663d) HTML生成時間: 0.034 秒
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