長州イズムって何だ!? 第24回

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長州イズムって何だ!?
連載24 文 安田拡了
石井智宏が12月に長州とのタッグで新日本のリングに出陣。新日本の伝統の洗礼が待ち受ける…。

 石井智宏がいよいよ長州力とタッグを組んで新日本プロレスのリングで闘うことになった。
「新日本のリングであろうが普段と変わらない。いつもどおり闘い抜くだけ」
 石井はそう言う。もう、聞かなくてもわかっている言葉だ。
 昔のプロレスラーはだいたいがこうだった。昔のレスラーといってもわずか20年前くらいのレスラーのことだが、マスコミの質問にほとんどが弱音を吐くのを聞いたことはない。
 いや、マスコミに対してだけではなく、怪我をしていても周囲に隠してリングに上がっていた時代だった。それがプロレスラーなのだというのが当たり前の時代だったのだ。
 石井はそんな時代からやってきたような古風なプロレスラーである。おそらくWAR時代に天龍源一郎の付け人をやり、昔かたぎの考え方を知らず知らずのうちに身につけてしまっているのだろう。
 もっとも、いくら大先輩の付け人をやっても、その考え方などを吸収していかないレスラーもいるので、石井はもともと昭和のレスラー気質をもっていたのだろうと思った方がいいだろう。
 石井は口では「いつもどおり」とは言うが、実は本書は違う。
 インディーを渡り歩いてきて、最終的に長州との出会いがあり、ついに長州と一緒に新日本のリングに上がることになった。
 WJが潰れていく中で「どんなことになっても長州さんについていきたい。足手まといにはなりませんから」と涙を流した石井は、これまでの自分がいかに長州力に生かされてきたかを知っていた。
 だから「新日本に上がるからには、今度は長州さんを自分が守っていかなければならない番だ」と心に決めているのだ。それが本音なのである。
 最近の長州は自分自身の口から「しんどいよ」という言葉を出すようになってきた。「いまの俺は存在感だけだよ」とも。そんなことはないとは思うのだが、これまで確固として持っていた肉体的な自信が年齢とともに少しずつ下降線をたどってきていることは確かだった。
 石井はそんな長州を守り抜くことで、選手生命をまっとうしてもいいとさえ思っている。
 それが石井の使命感なのだ。
 12・11大阪府立体育会館で中西学、獣神サンダー・ライガー組と対戦。いきなり、厳しいカードだ。
 サラリと出してきた力ードだがこういうところに新日本プロレスの「出る杭は最初から打ち砕く」という考え方が見えてくる。
 ライガーもまた上に上がって来た時、星野勘太郎から、打たれてきているが、それは新日本の伝統だ。しかも、相手が他団体の選手ならなおさらだ。ナメられたくはないから容赦はしないだろう。
 長州力を守り抜く以前に、ライガーや中西に徹底的にいたぶられてしまう可能性が高い。
 その翌12日も飯塚、真壁組を相手に闘うことになっている。皮肉にも飯塚と真壁は新日本道場の若手教育担当であり、厳しい技で石井を叩き潰しにくることだろう。
 だが、これまで何度も書いてきたが石井の自信は長州力に鍛えられてきただけあって揺るぎないものがある。それが彼の財産なのだ。
 石井は、これまで起こりえなかった大試練をむかえようとしている。そして、この試練を乗り越えたものが大きく成長することも知っているはずだ。
 石井にそんなことを言うと、きっとこう言うだろう。
 「試練? 試練なんてウチの道場でいつも長州さんに与えてもらってますよ。逆にあいつらに試練を与えてやりますよ」
 石井智宏。何が何でも長州力を守り抜く所存だ!

(続く)

週刊プロレス No.1234 2004/12/8号(11/21発売)より


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最終更新日: 2016-03-06 (日) 00:20:25 (1621d) HTML生成時間: 0.048 秒
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