長州イズムって何だ!? 第12回

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長州イズムって何だ!?
連載12 文 安田拡了
〜自分たちの気持ち、そして思いをリング・キャンバスにあらわしたい。だから大きく長州力と書いた。

「ハッスル」で長州力が入場してきた時の声援は凄いものだった。
 なぜ長州は、いまだにお客さんを引き寄せる魅力を持っているのだろうか。
 それはいまのプロレスラーにはない怖さと迫力を持っているからだろう。
 いまの若いプロレスラーに、誰に憧れてプロレスラーになろうと思ったかを訊くと「長州力」という答えが多い。それを考えるとプロレスラーとは強さのほかに怖さや迫力が大事で、そこに憧れるものなんだということがわかってくる。
 これまでリキプロの若手たちを取材してきた。当初、彼らは長州に対して「日本一怖いプロレスラー」という感情を持っていた。入団して、それが本当であったことを知って、逃げ出すのではなく長州と一緒に汗を流すことを誇りに思ってきた。
 先週号で長州が若手たちと月に何度か居酒屋に行き、そこで団らんのひと時を過ごしていたことを報じた。高い店ではなく、本当に安い居酒屋だ。
 長州はその居酒屋を気に入って「みんなでたらふく食べて、たらふく飲んでも、2万円もいかないんだよ」と喜んだ。
 きっとそこには長州が忘れかけていた何かがあったのだろう。そう、それは練習に明け暮れた学生時代に仲間と語らった安居酒屋の思い出だったのかもしれない。
 仲間意識のキズナ。
 それは厳しい練習と、練習後にみんなと安酒を酌み交わすことで生まれてくるものだ。
 居酒屋では、いろんなことを話し合う。信じられないだろうが、長州は饒舌に隠さずに話す。そこには師弟関係の図式は見えない。仲間たちだ。
 リキプロが発足して、石井たちはそのリングのキャンバスに何を描くかということで話し合った。
 石井はみんなに言った。
「新しいリングには自分たちの気持ちを表すようなものを入れたい」
 単純にリキプロ?いや、そうじゃない。石井の頭に浮かんだのはただひとつ「長州力」だった。
 長州はWJに取締役として残り、若手達には新しい旅立ちの意味でリキプロを発足させた。組織的に長州と若手たちは別れ別れになってしまった。
 だが、心は離れていない。石井は「いつも長州さんは自分たちと一緒にいるんだ」という意識で大きく「長州力」とキャンバスに描こうと思ったのだ。
 長州に「キャンバスに長州さんの名前を入れさせてください」と言った。
 すると長州は「おう、俺の名前が必要だったら、ドンドン使えばいいよ」と答えた。
 黒地に真っ白で「長州力」。単純明快。だからインパクトもある。だが、選手たちはその名前の上で闘う。これは責任重大だ。当然ながら長州の名に恥じぬ闘いをしなければならないからだ。
 旗揚げ戦は8月19日。メインに出場した石井は賢明に闘ったがアパッチ軍のやりたい放題にさせてしまって、キャンバスを汚してしまったことに悔やんでも悔やみきれない思いだった…。
 長州も石井の悔しさはわかっている。「押し流された試合だった。久々に不満だよ」と言っていたくらいだから、石井はもっと悔しかったに違いない。
 しかし、キャンバスは守り神である。キャンバスの長州力の文字の上に倒れ込んだ時、きっとキャンバスが「立ち上がれ!」と激励してくれることだろう。
 まだ一人立ちできない若手たちにとってある意味、キャンバスは守り神かもしれない。みんな一人では生きていけない。自分だけの力では何もできない…。
(続く)

週刊プロレス No.1222 2004/9/15号(9/1発売)より


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最終更新日: 2016-03-06 (日) 00:20:23 (1621d) HTML生成時間: 0.038 秒
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