ジーク・エンク

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このサイトは2005年9月時点のマグマです。閲覧のみ可能ですので懐かしんで読んでみて下さい。

ジーク・エンク!

WJスレで突発的に発生したエンクミネタから発生したかけ声。

1000とり合戦時等に、突然「ジーク・エンク!」と叫びだすものが現れる。

エンクミ祭りを体験していないものにとってはウザいかもしれませんが勘弁してやってください、アレしますんで。

【エンクミ】

そして、もしくは、以下の妄想小説






「ジーク・エンク!」

作 鈴木妄想(エンク軍627、672

2003年9月…  プロレス団体「WJプロレス」は旗揚げから1年足らずで窮地に追い込まれていた。

フロント陣の強引かつ時代遅れの経営戦略、運営方針が急激に団体の体力を奪っていったのだ。

無謀なVT大会「X-1」の開催。そして、金銭トラブルに伴う主力選手や人気参戦選手の相次ぐ離脱。

「WJは年内もたない」「WJには関わってはいけない」「WJだけは勘弁してください」

それがプロレス関係者、プロレスファンの大多数の意見だった。

誰もがこの団体の崩壊を信じて疑わなかったと言っても過言ではない。

誰も、今日のWJの反映を予測することも出来なかったのである。

そう、あの天才社長が就任するまでは…。

プロレス史に燦然と輝くWJの大逆転劇、それはいわゆる”三重の奇跡”から始まった。




2003年9月28日早朝、インターネット上の某巨大掲示板で、いくつかの奇妙な書き込みがあった。

ひとつは、WJプロレスの社長として、現役アイドルの遠藤久美子が就任する 

という、当時としては荒唐無稽な書き込みがあったことだ。

この書き込みは、WJプロレスについて談義する掲示板に数多く書き込まれていた。

その書き込みを読んだ者は、多くは笑い、また多くはプロレスの話題から外れるものとして激しく抗議した。

ただ、数時間の間その書き込みを続けたものは、自らを”エンク軍”と名乗り、けしてその主張を曲げること 

がなかったという。

 もうひとつは、遠藤久美子のファンイベントで、遠藤本人が

「インターネットはよく見ます。最近プロレスが好きなんですよ。

だから、プロレス関係のサイトとか掲示板とか、よく見るんです」

と発言したとの書き込みがあったことだ。

この話題は芸能人関係の話題を取り扱う掲示板にさりげなく書き込まれていた。

当時遠藤は芸能界のトップで活躍していたとは言えないポジションにあり、

「あいつプロレス見るのかよ!やる方が似合うんじゃないか?」

との書き込みが見られる程度で、特に大きな話題にはならなかった。

 そしてもうひとつ、これもプロレス談義の掲示板に

「WJに新しい社長が就任する。イニシャルはM」

という情報がリークされていたことだ。

この時も、この情報は特に大きく話題になることはなかった。

WJの状況が苦しく、その時点での社長が退任することは半ば常識になっていたからだ。

その書き込みを読んだものは「やっぱりな。じゃあ、誰だ?」

といくつかの推測を出したが、どれも決定的ではなく、すぐに新しい話題へと

移ってしまったようだった。しかし、これら三つの奇妙な書き込みは、

徐々に絡まりながら、新たなWJの運命を織り成していくのである。




 2003年9月28日午前中、WJプロレス本社では、社員が三人、切迫した表情でなにやら話し合っていた。

その声は小さく、周囲に聞き取れるものではない。ただ、その内容は、とてつもない重みを持つものだった。

「この話が長州さんと永島さんに知れたら…。あの人たちがキレたら、何をするか…」と男性社員。

「でも、今この話を逃したら、私たち、何ヶ月かあとには路頭に迷ってしまうかもしれないんですよ?」

と女性社員が応える。

「私は、夫の未来のために、このお話を、お受けしようと思っているんです…。それしかありません」

美しい女性は真剣な眼差しだ。

三人の前には、パソコンのディスプレイ。そしてその白く光る画面には、英文で書かれたメール。

そのメールには、こう書かれていた。



”WJプロレスを買収したい”



そう、WJの運命を変える一言だ。

メールはこう続く。

”ただし、現在のフロント陣の早急な刷新と、そしてこちらが指定する人材を社長に据えることが条件である。

また、このメールが届き次第、即日回答すること。それだけの決断力とスピードを我々は要求する”

「でも、今長州さんは興行のある三重についているはずじゃ…。永島さんだって、宮崎さんと打ち合わせを…。」

「…私たちだけで、決めましょう。あの人たちだけのWJじゃない。あの人たちに任せていたら…」

「義理や義務感だけで、このチャンスを逃す訳にはいきません。そう、すぐに返事をするんだって!」


美しい女性社員はディスプレイの前に座り、キーボードをたたき始めた。

 WJの運命を変えるために。

 






 2003年9月28日午前10時。当時、WJレスラーは、食事を高速道路のSA内でとるのが一般的だった。

深夜の強行軍のようなバス移動ももうじき終わり、WJ戦士たちはSA内で遅めの朝食をとっていた。

鉢巻姿の長州力や、右腕にギブスをはめた佐々木健介、平成維震軍大将の越中詩郎、Jr.で一時代を築いた保永…。

当時日本最大のプロレス団体だった新日本プロレスの、いずれもトップを張ったレスラーばかりだ。

ただ、彼らの表情はどこか哀愁を帯びている。現在の行き詰ったWJの状況に耐え切れないといったところだったのだろう。

この状況を作り出した張本人の長州は、これまでの自らの判断にどこか違和感を感じていた。だが、もう後には引けない。

今の状態は、営業の谷津が悪い。まあアレだ。俺が試合に出れば何とかなるだろ。何しろ自分は天下の長州力だからな。

俺がアレだ。一人でドームを満員にしたと言っても言いすぎという気持ちはないんですよ。ローリー飲んで百人力!

そう思い直し、長州は努めて明るく、食券の自動販売機に並ぶ新人の中嶋に声をかけた。

「おい、勝彦!お前、アレだぞ!朝からキッチリ食わんと、アレだ。一人前のレスラーになれないからな!そうだよなぁ健介!」

「ヴァ…」横から突然声をかけられた健介はそれどころではない。なにしろ腹が減って仕方がないのだ。

ああ、チャコの手料理じゃないと元気が出ないヴァ…。おなかペコペコヴァ…。チャコの愛をおなかが求めているヴァ…。

長州には構っていられず、健介はうどんとカツ丼の食券を買ってそそくさとカウンターへ並んでしまった。

愛弟子に半分無視された格好の長州は、ばつが悪そうにもう一度中嶋に言った。

「中嶋、お前がアレだ、ここでアレできるのも、俺と永島のオヤジがお前の母ちゃんの借金アレしてやったからだな!

だから、アレだぞ!いっぱい食って身長伸ばせよ!いいラリアットアレできないぞ!」

と、肩をたたかれた中嶋少年は「お前に言われたくねえよ、このミニチュアメスカブト!」などという思いはおくびにも出さず、

「はい!長州さん!」と返事をした。この人たちの言うことを聞いていればどうにかなる、そう思っていた。

永島さんは言ってくれた。「K-1にも出してあげる。松本あやにも上村あやにも会わせてあげるよ」と。名前が違うが、まあいい。

ともかく、有名になってアイドルと仲良くなって、それからそれから…。

思春期真っ盛りの中嶋君は、食事を終えたらすぐにトイレに駆け込む構えである。




 2003年9月28日午前10時15分。突然、携帯の着信音がサービスエリアの食堂に鳴り響いた。着メロはなつかしの平成維震軍のテーマだ。

越中詩郎は両手に抱えたどんぶりを落としそうになりながらも、どうにかテーブルに置き、携帯電話をポケットから取り出した。

「もしもし、やるって!え?アー、お前か。ん、ここでも話せるって!あ?ん?しょうがないなぁ、じゃあちょっと待てって!」

そして越中はうどんのどんぶりをテーブルに置いたままで、SAの食堂を出て行った。

越中が食堂に戻ってきたのはその10分後。神妙な面持ちの越中は、機嫌悪そうに食事を取る保永を呼ぶ。

「保永さん、ちょっと話があるんだって…」

「んー?おいらに話があるのかってーの!お前、おいらのママシータに手を出すなってーの!」

「保永さん、エディゲレロの真似はしなくても似てるって…。とにかくこっちに来るんだって!」

二人は食堂を出て、そして戻ってきたのがさらに20分後。うどんは、もうこれ以上ないほどに伸びきって越中を待っていた。

健介に忘れられたおーいお茶のペットボトルと共に…。




 2003年9月28日午前10時20分。大森隆男はWJバスに揺られていた。

大森隆男は不器用だ。空気が読めない。だからWJの先行車に乗れなかった。いや、無意識的に乗らなかったと言うべきか…。

WJに移籍してからというもの、大森に話しかけてくれるレスラーは、全日にいたことのある越中くらい。

他のレスラーは、トップレスラーたちはもちろん、若手レスラーですら大森から距離をとっていた。

なにかあるとすぐに大森はこう言われるのだ。「まあ、大森さんはフリーだから」「大森君は、フリーだもんな」

そう言われる時、大森は最も屈辱を感じる。相手は半笑いでその言葉を浴びせる。

WJの選手は、そして大森はよく知っているのだ。フリーとは名ばかり、大森はWJにがんじがらめだったのである。

永島と交わした契約書、今すぐにでも破り捨てたい。俺のことをもっとうまく使ってくれるしてくれる団体に行きたい…。

そう思って大森は唇を噛んだ。なぜあそこで全日に残らなかったのだろう?なぜあそこでアメリカに行きたいと言ったのだろう?

なぜWWEのトライアウトを受けるまえにノアに連絡しなかったのだろう?なぜ永島の甘言に乗せられたのだろう?

なぜ、なぜ、なぜ…。

思い悩んで動けない大森は、とっさの判断が利かない。だから今日も、ほとんどの日本人選手の乗る先行車に乗れなかった。

そして、後発の外人選手の多く乗るバスに乗り、ガヤガヤとした英語の中にまぎれる。大森は、ある種の懐かしさを感じる。

あの、米国武者修行時代を思い出すからだ。辛いこともたくさんあったが、でも希望にあふれていた。

ハーリー・レイスもよくしてくれた。モデストも、モーガンも、ヴィニー・マッサーロもドリルインストラクターもいいやつだった…。

そういえば、わざわざ日本からテレビが取材しに来てくれたっけ。あ、三沢さんと小川さんがPWIの試合しに来たんだった…。

と余計なことまで思い出し、またそこで大森は深く沈みこむのであった。

大森は思う。もうさ、客もさ、大森さん逃げてとかそういうプラカード書くなよな…。長州さんに目付けられてるんだから…。

そして鬱々とした意識の中、大森はふと思った。なぜこいつら、こんなに明るくしてるんだろう?と。

外人選手たち、特にレックスメイヤーは上機嫌で笑っている。こいつら、日本で戦えるのがうれしいのか?

崩壊間近、ガタガタのWJの中でその笑顔は、なにか、不自然だ…。

15分ほどしてバスはSAに到着。大森が外人に混ざってバスを降りると、越中と保永が神妙な顔をして話し込んでいるのが見えた。

ふいに保永が大声で叫ぶ。「オラレー!そりゃ、大変だってーの!」「おい!静かにするって!」

空気の読めなかったはずの大森が、そこに何か大変なことが起きていることを感じ取っていた。










 2003年9月28日正午、遠藤久美子は新幹線の中にいた。東京から三重に向かっている。

今日の仕事は全てキャンセルして、あるプロレス興行を観戦に行くのだ。

それは、三重県で開催されるWJプロレスの興行。WJにとっても、遠藤にとってもそれは運命の興行だった。

元はといえば、プロレス業界の関係者を名乗る男を通してチケットが回ってきたのだ。

その軽薄そうな男はこう言った「久美子ちゃん、見に行ってみなよ。これがプロレスのど真ん中なんだから」と。

確かに三重は遠い。しかし遠藤も現役のアイドルである。首都圏のプロレス興行などに顔を出せば

まわりにあれやこれやと騒がれるのがオチだ。最近は仕事に恵まれず伸び悩んでいる遠藤にもそのくらいの自負はあった。

新幹線の中で深くキャップをかぶり(誤解がないよう言っておくが、当時のWJキャップではない)、隠れるようにして週刊ゴングを読む。

「本当に面白いのかなWJって…。いいことしか書いてないけど、なんだか、文章が変。」

などと思いながらページをめくる遠藤の目の前で、一人の女性がつまづきそうになった。

思わず遠藤は雑誌を投げ捨て「だいじょぶですか?」と声をかける。しまった、顔を隠している意味ないじゃない…。

そうは思ったが、手を差し伸べた相手の顔を見て遠藤は息を呑んだ。「きれいな…人…」 

だが、その妙齢の女性は「すみません!急いでいたもので…。ありがとうございます!」と言うが早いが、

そそくさと通路を歩いていってしまった。「はぁ、あんなきれいな人は、プロレスとか見ないよね…」

ふとそんなことを考えて、遠藤はクスッと笑い、窓の外を眺めた。

空は晴れ渡り、今日はなんだか、特別な日になりそうな予感がした。



 2003年9月28日午後1時、今日興行が行われる三重アリーナでは、今日のアングルの最終打ち合わせが行われていた。

前日に新聞記事に越中が反選手会同盟を発足し、そこに大森が加わるかどうか、というストーリーまでが掲載されていた。

インターネットが普及した現在、どこの会場で展開されたアングルも、一瞬にして全国に知れ渡る。

特に熱心なインターネット上のファンサイト(その名もズバリ「マグマ」という)まであるWJにとって、

地方も中央も関係なかった。と、言うよりも、この方式はこの日が初日だった。

アメリカのマット事情に詳しいレックスメイヤーが提案し、それに現フロントの一人、マサ斉藤が「ゴーフォーブロックだよ」

と言ったので、なぜか誰も反対できなかったのだ。結局、観客数の低迷に対するてこ入れの一環として、

全会場でのアングル展開と、その模様のWJサイトにおける速報とを行うことになったのだ。

そして、まずは手始めに選ばれたのが反選手会同盟アングルである。

もちろん、このアングルの中では越中が重要な役割を果たす。

しかし、打ち合わせ中も今日の越中はソワソワとして落ち着かなかった。

「そこでアレだ、越中が俺がマイクでアレしてるところに越中が大声でアレして…。

おいコラ、越中!ボーっとするな!お前かちくらわされたいか!それともアレか!」と長州が業を煮やして雷を落とす。

「あ、悪かったって…」しかし、長州の怒鳴り声に一番反応しているのは越中でなく大森だ。

大森は気が弱いので、誰かが怒られていると自分まで怒られている気がしてしまうのだ。

それにしても…。大森は思った。今日の越中は尋常じゃない。保永も、体育館の向こうのほうで足を投げ出して座っているだけで、

まるで放心状態に見える…。何かが、何かがおかしい。大森の目がまた泳ぎだす。

すると、大森の肩をたたくものがいる。ふと振り向くと、レックスである。

「オーモリ、気にするな。お前は大丈夫だよ」と英語で言ってレックスが笑う。

周りの選手は英語がわからないため二人の会話を気にしていないようだった。

だが、大森は、本当に、なにかが起きる胸騒ぎがしてならなかった。大森さんは、今日の空気が、読めていた。



 2003年9月28日午後2時、男はパソコンの電源を落とし、WJの興行が行われる三重アリーナへと車を飛ばした。

そして会場前で男は愕然とする。「客、多いじゃんか」駐車場は車でいっぱいで、会場の前には行列まで出来ている。

本当にWJはヤバいのか?男が駆け足でチケット売り場まで行くと、申し訳なさそうに売り子は「申し訳ありません、全席種売り切れました」

男は急いで家に帰り、もう一度、パソコンの電源を入れた。一刻も早く掲示板の皆に報告してやるのだ。「今日のWJは、何か違う」と。







 2003年9月28日午後2時30分、遠藤久美子は三重アリーナに到着した。

思わず声が出る。「こんなにお客さんいるんだぁ。東京で見るのと変わらなかったかな…。」

遠藤は少し戸惑いながらも、しかし初めてのWJ観戦に胸を躍らせていた。がやがやとした家族連れや、はしゃぐ若者達のグループ。

なんだか、自分が一人のアイドルではなく、ただの一般人になった気がして、肩の力がスーッと抜けた。

目の前には自然に囲まれたきれいな会場。遠藤は大きく息を吸い込んで、そこで、ふと気づいた。

一人の女性が、会場に入っていった…。

間違いない、あの女性は、さっき新幹線で会った女性だ。しかも、関係者出入り口から入ったようだ。

「あの人、プロレスの関係者なんだ…。」あんなきれいな人でもプロレスに関わっている。

なんだか目からうろこが落ちたような思いだった。

その時、遠藤に「プロレスに関わってみたい」という思いがほんの一瞬よぎった。




 2003年9月28日午後2時45分、中嶋君は開場前に、最後のごみ拾いをしていた。

一人でも多くの客に、快適に試合を見てほしい。これまで苦労が多かった中嶋君は、真摯に生きることの大切さを知っていたのだ。

やっとごみ拾いが終わろうとしたとき、カラン…。アリーナに缶の落ちる音が響いた。

「あっ、健介さん!すいません、ごみ拾いしてるんで…。」

「ヴァー、チャコの料理が食いたいヴァー!」

健介は落ち着きなくウロウロと歩き回っている。まるで動物園の熊のようだ。

しかも自販機でジュースを買ってその缶を投げ捨てるなんて…。悪い人ではないが常識がないんだよな…。

中嶋君は缶をそそくさと拾って会場外のゴミ捨て場に缶を捨てに行った。

いそがなきゃ、もうすぐ試合始まっちゃうよ…。中嶋君は駆け足で会場のかどを曲がった。

                     ドン!

      「わぁ!」

            「きゃっ!」

若い女性にぶつかってしまった!中嶋君は「すいません!」と即座に頭を下げ、ちらとその女性を見た。

「い、いいんです…」そう言って女性はすぐに立ち去ってしまった。しかし、中嶋君は見逃さなかった。

その女性はキャップ(WJキャップではない)をかぶってはいるものの、ショートカットの美しい女性であることを。

「こりゃ今夜のオカズは…。いや、新鮮なうちに食べちゃおう!エックスワーン!」と中嶋君はトイレに駆け込んだ。




 2003年9月28日午後2時55分、選手控え室にいるのは越中、保永、メイヤー、そして先ほどの美しい女性である。

「俺、チョシュさんにそんなことしていいか、迷うって!わかんないって!」

「ワタシ、ズット、ジュンビ、シテキマシタ。コシサン、OKデス。ホナサンモ、OKデス。オールウィルビーハッピーネ」

「もう、長州・永島体制じゃやっていけないわ。私ね、あなたが落合さんみたいになったらって、心配で心配で…」

「ホウリツ、ダイジョブネ。ロイヤー、タノミマシタ。チョウシュウ、モウダメ。ナガシマ、インジェイルネ」

「ね、新社長だって、私たちの側についてる。もう、動き始めたの。あなた、このマグマは止められないのよ!」

「ここはいっちょやってやるっての!おいら、ラテンの情熱がうずいていたっての!オラッレー!!!」

「よし、わかったって!サムライシロー、ここでまた一旗揚げるって!やってやるって!!!!」









 2003年9月28日午後3時40分、遠藤久美子は、WJプロレスの放つ熱に圧倒されていた。

この密度の濃い空間は何だ。この観客の熱気は何だ。選手たちの汗と声と技。鳴り響くマット。

遠藤は、これまでに感じたことのないすさまじい力をWJマットに感じていた。

この団体は何だ。まるで…、そう、マグマのように燃え滾っているじゃないか!

遠藤はいつしか立ち上がり、選手に声援を浴びせていた。自分が有名人であることなど忘れていた。

そして、周囲の観客も遠藤に気づきはしなかった。なにか、今日のマットからとてつもないエネルギーを全ての観客が感じ、

そして観客の熱狂がさらに選手を熱く燃え滾らせていた。遠藤に気づく暇など、一人の観客にもなかった。

そう、これこそプロレス、これこそど真ん中なのだ。

袴姿の男と坊主頭の男の熱闘が終わり、遠藤は席に座って一息ついた。

休憩時間らしく、熱狂していた観客も席に着き、これまでの試合の感想を思い思いに語っている。

すると、マットの上に日焼けした長髪の中年男が立った。「チョウシュー!」と観客の声が飛ぶ。

これが、長州力という有名選手らしい。中年男はマイクを握り、なにやら話し始めたが出る言葉がアレアレで要領を得ない。

遠藤がイラつき始めると、休憩前に熱い試合を見せた袴姿の選手が、売店のあたりから野次を飛ばし始めた。

観客もそれに応えて「コシナカ〜」と叫ぶ。遠藤は思う。そうか、この選手がコシナカっていうんだ。

あの坊主の選手とどっちかわからなかった。あの人は安藤か…。遠藤がそんな事を思っていると、その越中がマイクを握った。

「おい長州!お前はもう終わりだって!もうダメなんだって!!」

それを受けて長州は「ふふ、お前、アレだな、俺のことがそんなにアレならな、力づくでアレして…」

長州がアレアレ言っていると、マイクを持った越中の隣に、新幹線の中で出会ったあの女性が歩み寄った。

「あ、あの人…」遠藤が思わず声を上げるとその女性は、越中の手にしていたマイクを奪った…!

「あなたが言いづらいなら、私が言います。長州さん、いえ、吉田さん、残念ながら、あなたは本当に終わりです。」

ざわ、ざわ…。会場がざわつく。長州も不思議そうな表情だ。

「吉田さん、あなたのWJプロレスにおける全ての役職を剥奪し、あなたをWJプロレスから永久に追放します。これは福田社長の決定です。
永島さんにも…同様の処置がなされます。お二人には、WJの敷居は今後一切またがせません!これは決定事項です。」

アリーナ中は一瞬の静寂の後、どよめきで満たされる。そのどよめきを制するように、女性は続けた。

「今日、WJプロレスは、買収されたのです。…ヴィンス・マクマホンに!」満員の客がどよめいた。

「Mって、マクマホンかよ!」観客の誰かが叫んだ。マクマホン?え、誰?

遠藤が混乱していると、リング上にクマさんのようなかわいげのある男が立った。

「正直、ちょっと、わからない!チョシュさん!チョシュさん!大好きッ!チャコー!健之助!誠之助!ヴァー!」

男は大騒ぎしてマット上をウロウロしまくっている。長州のドス黒い顔に血が上りさらにカブトムシの光沢を増す。

「何だとコラ!お前、アレか!クソぶっかけられたいかコラ!おい、金沢!金沢!」

いつのまにかアリーナ中は恐慌状態、すさまじいカオスの中で、大柄の男が「これで逃げられるぞー!ノーフィアー!」と叫んでいる。

あ、さっきぶつかった男の子、越中っていう選手と話してる…。越中って人、何度も頷いてる…。

ここで、何か、すごいことが起きている。何か、すさまじいマグマが動いている。遠藤は胸の鼓動を高鳴らせながら、思った。

「私、プロレスやりたい…。私がしたかったこと、ここにあったんだ」




 2003年9月28日午後3時55分、混乱する会場の中で、マイクを通した女性の声が響く。

「福田社長は、本日をもってWJ社長を辞任されました。そして、みなさんにご紹介します。この方が、WJプロレスの新しい社長…」

WJリングの上に一人の男性が姿を現した。







そして、時は流れる…。







 2005年5月3日午後7時半、保永昇男はメリーランド州ボルチモアのボルチモア・アリーナにいた。バックステージにいる彼の視線は、

レックス・メイヤー対ジェイミー・ノーブルの次期WWEクルーザー級王座挑戦者決定戦に注がれている。

保永は、大きく息を吸い込んだ。もうすぐだ。保永はスーパースター・ホナ(HONNA)として、久々にレスラーとしてのリングに立つのだ。

5月1日に行われたPPVBacklashにおけるUS王座戦では、保永はレフェリーとしてそのリングに立っていた。

裁くのは現王者シェルトン・ベンジャミン対、挑戦者エディ・ゲレロの一戦。

終盤、ベンジャミンの必殺技ドラゴンウィップがゲレロに炸裂し、すかさずフォール。

しかし、レフェリーの保永は超スローカウントでベンジャミンの勝利を妨害する。

怒りのあまりにレフェリーに詰め寄るベンジャミンをゲレロがすかさずスクールボーイでフォールし、保永の高速カウントで勝利を飾った。

このストーリーにより保永はホナとなり、エディ・ゲレロとのタッグ、International Mullet Forks(IMF)を結成する。

試合前に流されたここまでのビデオは、見事に観客のIMFに対するヒートを買うことが出来たようだ。

今日の試合はシェルトン・ベンジャミンとチャーリー・ハースのWGTT対エディ・ゲレロとホナのIMF。

若い試合巧者二人を敵に、そしてプロレスの名人エディ・ゲレロをパートナーにして試合することの出来る喜びと責任を、保永はバックステージで一人噛みしめた。

肩をたたかれ振り向くと、そこに田尻が立っていた。

「保永さん、大丈夫ですよ。俺にだって出来たことが、保永さんに出来ないわけないです。

浅井さんの分まで、いい試合、見せてください」そう言って田尻は強く保永の手を握った。

そして、今日の対戦相手、ベンジャミンとハースがやってくる。

「Mr.ホナガ、あなたのジャパニーズ・スタイルを盗みたいと思ってるんです。よろしくお願いします」

「あなたのようなベテランと試合できることは、本当に光栄なんです。最高の試合、作りましょう」

保永は何も言わずに二人と握手し、新日本で若手として試合をしていたころの自分を思い出した。

リング上の決着が付き、レックス・メイヤーがバックステージに戻ってくる。

荒い息をして控え室に戻りながら、メイヤーは保永に一言声をかける。「ホナ、グッドラック!」

レックス・メイヤー、保永の人生を変えた男だ。そう、WWEからWJに送られたスパイだった男…。

保永は、WJのクーデターとそれに伴うWWE移籍を持ちかけられたあの驚きを、一生忘れることが出来ないだろう。

そうだ、日本ではもうすぐWJの大一番があるはずだ。越中は、どうしているだろうか…。

そして、あの直後に入門してきた若い娘は…。

「おい!ホナ!ボケッとしてんじゃないっての!スポット忘れたらどうするんだってーの!」

うしろから大声でエディが呼びかけてきた。

「ホナ!やってやろっての!俺だってニュージャパンスタイルを忘れてないっての!」

「オー、オラレー!エディ!悪かったてーの!若い奴らに俺らのテクをみせつけてやるっての!!IMFが、やるってーの!」

バックステージの二つのミュレットヘアは、ハイタッチでお互いの意気を高めあう。

スッ…とスタジアムの照明が落ちる。そして鳴り響くIMFのテーマ。

エディ・ゲレロと保永、いやホナは独特の身振りでエントランスに現われ、観客を煽りに煽る。

ボードの中には「HONNA! IF YOU HEAR ME!」と書いたものすらある。

そのボードを見つけた保永は、感激のあまり目頭を熱くし、そしてそのボードを持った観客に中指を突き立てた。




 2005年5月5日午後7時55分、簾沢直美は国立競技場の観客席にいた。極度の緊張の面持ち。

しかし、この上のない喜びが、そこには混じる。直美は、なぜかうっすらと目に涙を浮かべた。

2年前の9月、WJに起きた大クーデターにより、日本のプロレス界は大混乱に陥った。

世界最大のプロレス団体WWEが、ついに日本の団体に触手を伸ばしたのだ。そして、WWE日本支部とも言うべきWJは、

WWE首脳部とWJに新しく就任した社長の協力によって、混乱する日本マット界を席巻、みるみるうちに日本最大の団体へとのしあがった。

短期間の間に急激に成長するWJを支えた、その自負が直美にはある。しかし、WJのこの成長は、

クーデター直後にWJに入門した一人のレスラーによるところが大きいことも、直美は十分に承知していた。

アイドル、そして女優という肩書きを捨てて、プロレス団体の、そして他のどこでもなくWJの門を叩いた遠藤久美子。

彼女がいなければ、WJの今日の発展もありえない。彼女の一挙手一投足は、マスコミによって多くのメディアに紹介されたからだ。

しかし直美にとっては、遠藤は一選手というよりも年の離れた妹に近い存在である。

バスケットボールしかスポーツの経験がなく、体力的にもレスラーからは程遠い。

そんな遠藤の過酷な練習を直美が支え続けられたのは、遠藤が直美をこの上なく慕ったからだ。

遠藤はよく言っていた。「私は直美さんにはなれないけど、レスラーとして直美さんぐらいWJを支えたい」と。

直美は思う。もう、私なんかより、いや、あの人よりもあなたの方がWJにとって大きな存在になっているのよ、久美子ちゃん…。

だから、私も、あの人も、あなたにかけるわ。もう、三重のようなことはないと思っていたけど、

私の人生にもう一度、あんなことを起こそうなんてね。でも、やりましょう。長州さんの手にも、マクマホン家の手にもよらない、

私たちのWJを作りましょう…。直美の目からは、さらに涙が溢れる。喜び、恐れ、焦り、そして興奮。

横に立つ女性も声を震わせて言う。「直美さん…久美子さんを信じましょう」

「マキちゃん、ありがとう。あなた、WJのために、本当にたくさん、頑張ってくれて…」

「ううん、これから、ですよ。ね、直美さん!(^−^)」




場内に鳴り響く遠藤久美子の入場曲。直美は、後方のファンたちが、喉を嗄らし大声を張り上げるのを聞いた。

「ジーク・エンク!ジーク・エンク!ジーク・エンク!ジーク・エンク!…」





 2005年5月5日午後8時、遠藤久美子は花嫁衣装にGジャンという奇抜な入場コスチュームをまとい、

国立競技場に設置された入場ゲートの前に立った。WJ旗揚げ二周年興行のメインイベントを戦うために。

リング上には、レイラ・アリが気合十分の面持ちで遠藤の入場を待っている。

「私、ここまで来たんだ…」遠藤は途轍もない運命を感じて、一つ大きく息をした。

この試合でレイラ・アリを大将とするWWE軍が勝利し、WJはWWEJとして完全にWWEの傘下におかれる。

WWEから提示されたアングルはわかっている。十分すぎるほどにわかっている。だが、しかし。

遠藤は、入場ゲートの奥で、鋭い目をした少年(いや、彼はもう一人の立派な男性だった)と合図を交わし、

この試合を日本のプロレスの分岐点にすることを確認した。両手をクロスさせ、右手の指を一本立てる合図。

声に出さずに二人は言った。「エックス・ワン!」

二人には、それより大きく深い運命の手によるアングルが、もうわかっていたのだ。

遠藤のデビュー曲が鳴り響き、国立競技場は興奮の坩堝になる。

あの日と似てる、あの、三重の一日と。あれから、まだ二年も経ってないんだ。実感、わかないよ…。

花道を歩きながら、スタンドを見上げる。観客席のヴィンス・マクマホンは、満足げにうなづいている。

遠藤は思う。あなたはわかってない。あなただけがプロレスを操れるわけじゃない。

今日のあなたとの試合、私の勝ちっていうブックなんだよ。知らなかった?

遠藤は、少しだけ可笑しくなって、ヴィンスに微笑みを返した。

ヴィンスの横には、現WJプロレス社長、マサ斉藤。

遠藤にとってはWJの社長はマサ一人だ。なぜなら、自分が初めてWJを見た日からずっと、マサさんはWJの社長だから。

とぼけた振りをして、海外とのパイプを使って、三重のクーデターを画策していた男。

突然の私のWJ入団を、「ホークはアリゾナに家を建てたんですよ」という一言で認めてくれた人。

お世話にはなったけれど、でも、もう、あなたには、ラックリしてもらう。

何を考えているかわからないマサの瞳に耐えられなくなって、遠藤はふと横をみた。

セコンドには大森さん。もう、この人の目、泳いでない。私に、今日のことを提案したのも、この人。

自分で「俺は太公望になったから。もう秋山にも高山にも負けないよ」ってよく言ってる。誰よりも頭の切れる、私のブレーン。

そして、横にはもう一人、越中さん。この人がいなかったら、私、ここまで来れなかった。

私の試合、いつだって最初から最後まで見てくれて、たくさんたくさんアドバイスくれた。

私のうしろから、越中さんは声をかけてくれた。「久美子ちゃんって!維震の魂を託したって!やってやれって!」

遠藤は、コクリと頷き、花道から観客席を見渡す。そして一人の女性を見つける。

あ、直美さんだ…。 直美さん、何で泣いてるの?

私、今日、勝つんだよ?だからこんなに練習したんだよ?

あなたと出会わなかったら、私、レスラーにならなかったんだよ…。

突然、「ジーク・エンク!ジーク・エンク!」野太い声が観客席の一部から聞こえてくる。

遠藤は吹き出しそうになる。バカだなーあの人たち。私がWJの試合見る前から、私がWJに来ること知ってた、とか言ってるらしい。

本当に、インターネットのやりすぎ…。WJ病ね。

そして、前を向き、リングの上をしっかりと見つめた。そこには、世界最強の女性、レイラ・アリ。

ここまで来た。やるしかない。遠藤はロープをくぐり、お決まりのWJポーズをとる。

「せーの、いくよー、ダブール、ジェイ!」

「ジェイ!!」

国立競技場にぎっしり詰まった観客が、遠藤に声を合わせる。

すさまじい。まるで地鳴りのような、火山の唸りのような…マグマのような。

そして遠藤は奇抜なコスチュームを脱ぎ、全てを戦闘モードに切り替える。

 ゴング。

遠藤は、レイラの打撃をかいくぐり、へそを見せる得意の挑発。これだけで国立競技場がすさまじい歓声で満ちる。

ここで遠藤が放つエンクミブーツは、レイラにかわされる。そして、遠藤はレイラのタックルに倒される。

ヴィンスは、レイラは、そう信じていた。そうなるはずだった。

しかし、遠藤はエンクミブーツの体勢に入らず、突然マットにうつぶせになってこう言った。

「おいで」

挑発的な遠藤の視線に、レイラ・アリは戸惑う。

ざわ、、、ざわ、、、、観客たちも何かを感じているらしい。

遠藤は思う。今頃、ヴィンスも真っ赤な顔し始めてるだろう。ヴィンス・マクマホン、最強のプロレス人間。

あの人だったらもう、私のしたいこと、気づくよね。

私、あの人との、これからの全ての勝負に、勝たなきゃいけないんだ。そう思って、遠藤は背筋がゾクッとした。

最強の敵、最高の勝負が、長い長い勝負が、今から始まるんだ。

だから、もう一度、遠藤は、レイラに、言った。


「ほら、おいで!」



 これが、かの有名なエンクミ・アリ戦である。

この一戦をドロップキック(通称エンクミサイル)で制した遠藤は、ヴィンス・マクマホンと決別。

WJのヴィンス・マサ体制を崩壊させる。そしてWJプロレス社長に就任する。

社長就任後、遠藤はレスラーネームをEndo the Next Queen(次代の女王エンドウ)、略してEnq(エンク)と改めた。

プロレス界全体のエースとして熱戦を繰り広げたEnqは、社長としても日本のプロレス団体初の北京興行を成功させるなど、

類稀な才能を遺憾なく発揮し、数々の伝説を残したままリングを去った。

また、彼女の熱烈なファンはエンク軍と呼ばれ、彼らファンの声援「ジーク・エンク!」が軍国主義的であるとして

各マスコミによって大々的に取り上げられたのは記憶に新しい。




                     ジーク・エンク 完




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  • エンク軍627ganagre -- 2003-09-30 (火) 12:50:03
  • イイヨイイヨー 続きキボン -- 2003-09-30 (火) 12:51:39
  • もちろん支持します -- エンク軍319 2003-09-30 (火) 16:10:33
  • やってやるって! -- キング・オブ・エンク 2003-10-01 (水) 05:38:04
  • ハラ痛ぇ。あんたマグマだ。エックスワーン! -- 2003-10-01 (水) 13:42:58
  • つづき書け -- 2003-10-01 (水) 22:47:54
  • 続きを早く読みたいっす。 -- おぽーに 2003-10-02 (木) 21:44:37
  • 初回は面白かったけど二回目のはちょっと狙いすぎだね -- 2003-10-03 (金) 00:13:31
  • エックスワーン!! -- 2003-10-03 (金) 00:24:24
  • 早く続きをうpしろや -- 2003-10-04 (土) 03:17:14
  • 感動した!! -- エンクマニア 2003-10-04 (土) 17:54:48
  • 馬鹿馬鹿しくも面白かった。いや、本当に馬鹿馬鹿しいよなぁ.....w -- 2003-10-08 (水) 14:39:36
  • オラレー -- 2003-10-09 (木) 23:51:28
  • アレだなアレ、ヴァー -- 2003-11-19 (水) 17:49:39
  • 妄想も、基礎知識がある人が書けば面白いな。 -- 2004-01-24 (土) 04:54:09

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最終更新日: 2016-03-06 (日) 00:14:02 (986d) HTML生成時間: 0.117 秒
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