サーの一族・長州編〜野望

このページのURL
ワジャ族ノ里R
マグマへようこそ リロード  差分  添付  トップ  一覧  単語検索  最終更新  バックアップ  ヘルプ 
Top / サーの一族・長州編〜野望

マグマは2度移転しましたが無くなってしまったようです。
このサイトは2005年9月時点のマグマです。閲覧のみ可能ですので懐かしんで読んでみて下さい。

サーの一族・長州編〜野望

タイトル『サーの一族・長州編〜野望』
            

ゆっくりと静かに照明が灯る
不気味な地下室
そこには二人の男
椅子に縛りつけられた男「吉田」
そして吉田と向かい合った位置を行きつ戻りつする男
彼の名は「前橋」

ナレーション 「劇団GK、第二回公演。『サーの一族〜野望編』。群馬県民によって
         勝手に住民票を群馬に移された吉田は今なおこの地下施設に監禁され、
         群馬県民になるべく洗脳を受ける日々を送り続けていた。」

吉田 「・・・なぁ。」
前橋 「ん?」
吉田 「なんなんだ今日は?何もないのか、コラ?」
前橋 「・・・。」
吉田 「毎日毎日『上毛かるた』じゃないのか、コラ?」
前橋 「ふっふっふっふ。」
吉田 「ナニコラー」
前橋 「今日は少しばかり趣向を変えようと思ってね。毎日毎日お前にばかり学習させるのもなんだ。
    今日は我々が学ぼうというわけだ。」
吉田 「どういう意味?」
前橋 「太田、高崎、館林の三人は今日の始発で!・・・東京に向かった。」
吉田 「ナニコラタココラー!」
前橋 「奴らはそれぞれ指令を受け、東京都内の様々な場所に潜入し、そして我々群馬県民による
    東京侵略に有利な情報を収集して来る事だろう。東京は我々に機密情報を奪われ・・・そしてあっけなく崩壊する。」
吉田 「死んだらお前の墓に糞ぶっかけてやる!」
前橋 「もうじき帰って来る頃だ。どうだ?それまで私と焼きまんじゅうでも食うか?」
吉田 「お前ら無茶とか言ってんじゃないぞ!コラッ!」
前橋 「うるさいんさー!」
吉田 「・・・。」
前橋 「まぁ、お前にはオブザーバーとして立ち会ってもらうとしようか。」
吉田 「・・・。」

やがて登場するは太田

太田 「前橋さん!」
前橋 「太田。」
太田 「太田!ただいま戻ったんさー!」
前橋 「まぁお入りさー!」
太田 「イエッサー!」
吉田 「ナニコラ」
前橋 「で?どうだった?収穫はあったか?」
太田 「はい。もちろん。」
前橋 「聞かせてもらおう。」
太田 「はい。まずはこれを。」

太田はホテルのスリッパを取り出す
それを受け取る前橋

前橋 「東急イン?これは?」
太田 「はい。宿泊したホテルの履き物です。」
前橋 「な、なんだこれは!一件布のようだが!か、紙だぞ!」
太田 「はい。あまりのショックに決死の覚悟で略奪して来ました。」
吉田 「(使い捨て)来たか、それはタダだってしらねえんじゃねえか?」
前橋 「吉田!」
吉田 「(質問)来たか」
前橋 「お前は知ってたのか!東京ではこんな物が履かれてる事をお前は知ってて黙ってたのか!」
吉田 「ああ、聞かれるとは思ったよ、もう。まあ黙ってたとかそういうのはない、普通こんなのは、言わない。」
前橋 「くっそう。東京人は紙の履き物を履いていたのか。道理で我々群馬県民が何度潜入しても見破られるわけだ。」
吉田 「いつも履いてるってわけじゃないですよ ああ それはウチとしても驚いてる、ウン。」
太田 「更に驚くべき報告があります!」
前橋 「なんだ?」
太田 「このホテル。一泊一万ニ千円という値段にも驚きましたがもっと驚く事があったんです。」
前橋 「なんだ。早く言え。」
太田 「はい。実は・・・大浴場がないんです。」
前橋 「なにいいいいっ!」
吉田 「(大音量)来たか」
前橋 「だ、大浴場のないホテルなどあるものか!太田!お前が見落としただけじゃないのか?」
太田 「いえ。間違いありません。どこを探しても大浴場がないんです。」
吉田 「ハッハッハッ!」
前橋 「笑うな!どう説明する!吉田!お前この事をどう説明する!」
吉田 「あのなぁお前ら。ないんだよ普通ホテルに大浴場。自分らアレだろ?草津とか伊香保とかのホテルしか知らねえんだろ?」
前橋 「・・・。」
吉田 「そこのところで大浴場あるとか無いとかは俺にとっては小さいことであって
    温泉沸いてるわけとかは大した問題じゃない、ウン。」
前橋 「ま!まさか!」
吉田 「(動揺)来たか」
前橋 「温泉も出てないのにホテルを建ててるという事か?」
吉田 「もう触るなって、その話。触らないでくれって。」
前橋 「ウソだ!」
吉田 「ナニコラー」
前橋 「ウソだああああっ!うっうっうっ。」
吉田 「泣くなコラッ!」
太田 「前橋さん。よしだの言ってる事は本当です。私も死ぬほど驚きました。従業員が洋服なんですよ。」
前橋 「ほんとか!」
太田 「ししおどしのカッコンカッコンも聞こえないし。浴衣でロビーに出ると叱られるんです。」
前橋 「そんなのホテルじゃないじゃないかぁ!」
太田 「わかって下さい前橋さん。それが・・・東京なんです。」
前橋 「うっうっうっうっ。」
吉田 「フー(笑)。」

高崎登場

高崎 「高崎戻ったんさー!」
前橋 「待ってたさー!」
高崎 「サンキュー・サー!」
吉田 「何のルールだその挨拶!」
太田 「どうだった高崎。」
高崎 「おお、太田も戻ってたか。」
太田 「今報告を終えたとこだ。」
前橋 「さぁ。聞かせてもうらおうか。」
高崎 「はい。これです。」

高崎はスターバックスのカップを出す

前橋 「なんだこれは?望遠鏡か?」
吉田 「見てわかれ!カップだろカップ!」
太田 「前橋さん。これも紙ですねぇ。」
前橋 「ああ。」
高崎 「実はこれが。最近東京でナウなヤングをとりこにしているというコーヒー店の商品です。」
吉田 「(俺達の維新時代の流行語)来たか」
高崎 「たしか・・・たしかスタバ・バックスという名の店です。」
吉田 「お前、そんなものどこで裏取ったのかって」
太田 「スタバ・バックス?」
前橋 「スタバ・バックスかぁ。なんとも奇妙な名前だ。」
吉田 「何だよ、それ。」
前橋 「それにしてもなんだ。ただのコーヒーか。おい高崎。群馬からわざわざ東京に潜入して戦利品はこれだけか?」
高崎 「まぁ前橋さん。中を見て下さい。」
前橋 「ほう。」

蓋を取り中を覗く

前橋 「なんだ。泡だぞこれは。」
太田 「これはコーヒーじゃない。泡ヒーだ。」
吉田 「(泡ヒー)来たか。なんだそれ?」
高崎 「ところがです。もう一度蓋を閉めて飲んでみて下さい。」
前橋 「ん?なんだ?妙な事を言う奴だなぁ。閉めて飲めばいいのか?」

前橋は蓋を閉めて飲む

前橋 「ああああっ!」
太田 「ど、どうしたんです!なんですか?」
高崎 「お前も飲め!」
太田 「ああ!」

太田も飲む

太田 「うあああっ!」
高崎 「どうですか!」
前橋 「泡が!泡が出ない!マジックだ!これはマジックだ!」
吉田 「大げさだろ!」
太田 「変わった!泡ヒーがコーヒーに変わった!」
吉田 「だから泡ヒーて何だコラー!!」
前橋 「由紀さおりも群馬を出てこんな物を飲んでいるのかぁ。」

館林登場

館林 「館林さー!」
前橋 「そうかさー!」
館林 「イエッサー!」
吉田 「ルールはもう・・・前橋、もうルールじゃない。ルールじゃないですよ。だからルール言ってみなよ。」
前橋 「誰かよしだを黙らせるんさー!」
高崎 「イエッサー!」

高崎はこんにゃく畑を一つ吉田の口へ

吉田 「ナニコラー?(ノンカロリー健康食品)来たか。」
太田 「何をやったんだ?」
高崎 「ああ。群馬県民が一丸となって開発した究極の食べ物『こんにゃく畑・ペヤング・ソースやきそば味』だ。」
一同 「おおっ!」
吉田 「おま・・これまずいとかじゃないぞ、これ、吐いたこんにゃく畑を・・・」
前橋 「これでおとなしくなるだろう。さぁ館林。報告を聞こう。」
吉田 「吐いたこんにゃく畑飲み込ませるなよ!」
館林 「はい。実は新宿でマブいナオンを見かけまして。」
太田 「おお。館林のやつすっかり東京気取りだなぁ。」
館林 「いやぁそんな。」
前橋 「で?で?」
館林 「はい。それを追って行くうちにとんでもない場所に着いたんです。」
前橋 「とんでもない場所?」
館林 「はい。商品に満ちあふれ、子供から老人までがそこに集い様々な買い物をするんです。」
高崎 「なんだ?フジマートか?フジマートならどこにでもあるじゃないか。」
館林 「いいや高崎。フジマートなんか比べ物にならない品揃えと安さなんだ。」
高崎 「フジマートよりもすごい店があるってのか?」
館林 「ああ。そうなんだ。どうやら新宿のそこが東京人の生活を支える拠点と見た。」
前橋 「という事はつまり。」
館林 「ええ。そこの商品を我々で買い占めれば。」
太田 「東京人は滅亡する。」
館林 「そういう事だ。」
高崎 「やろう。やりましょう!遂に東京人の弱点を掴んだんです!全て買い占めましょう!」
前橋 「よしみんな!やるんさー!」
一同 「イエッサー!」
館林 「なおこの作戦をドンキホーテ買い占め作戦と命名する!」
前橋 「行くぞ!」
一同 「イエッサー!」

勇ましい音楽
一同退場

ナレーション 「そうしてドンキホーテは驚異的に売り上げを伸ばし、都内各地に支店
         を開業していったのであった。ありがとう群馬!ありがとう群馬県民!」

音楽CO

吉田 「ない、ウン(※こんにゃく畑を飲み干してから)まあやっぱり東京だからな、天下の大東京ではあるんだから。」

照明FO

ナレーション 「劇団GK!次回予告!」

サスで抜かれる大森

大森 「見たんだよ!俺はほんとにそこにいたんだよ!」

サスで抜かれる男

男 「すまんが信じられないねぇ。なにしろ東京にはそんな街は存在しないんだから。」
大森 「(スイミングアイしながら)本当なんです!信じて下さい!僕は確かにその街にいたんです!」
ナレーション 「誰も知らないその街。果たして青年が見た物は夢か。はたまた現実か。」
大森 「(スイミングアレしながら)電車で眠っちゃって。ふと目が覚めたら僕はそこにいたんです。
     あるんだよ。あの街は本当にあるんだよ!」
ナレーション 「大森が見た幻の街。」
男 「残念だが東京にはそんな街はないよ。」
大森 「(スイミングヘッドしながら)本当なんだよ!あったんだよ!」
ナレーション 「東京都民の誰もが知らないその街。誰も行った事のないその街。その街の名は!」
大森 「(スイミングボディしながら)羽村市!そう!羽村市という街でした!」
男 「聞いた事がないねぇ。それは東京じゃないんじゃないか?」
ナレーション 「誰も知らない幻の東京を探して!今ミステリアスな冒険が始まる!

劇団GK第三回公演!『幻の東京都!羽村市!』是非ご期待下さい!」

暗転

サーの一族・長州編
マグマ文庫に戻る


前橋と会ったのは事実だよ


広告
最終更新日: 2016-03-06 (日) 00:14:01 (959d) HTML生成時間: 0.058 秒
リロード   差分 添付   トップ 一覧 検索 最終更新 バックアップ   ヘルプ   最終更新のRSS
本サイトに掲載されている、すべての記事・画像・ムービー等の、無断流用・転載は《・∀・》カタカタ 。

このホームページについてWJプロレス概要 弊サイト管理人マグマ管理人(仮名)よりご挨拶WJスレ後援会

wjスレ公認サイト 世界日本制覇ワジャ族ノ里R
PukiWiki 1.5.0 Copyright © 2001-2006 PukiWiki Developers Team. License is GPL.
Based on "PukiWiki" 1.3 by yu-ji Powered by PHP 5.3.29