『ヤスカクの今週の私的な事件簿 FILE.108』

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『ヤスカクの今週の私的な事件簿 FILE.108』
「大谷への謝罪劇でわかった長州力の生の姿」
「なんと大谷に『これからヨロシクお願いします』と
ペコリと頭を下げた。
誰もがウソだろ!と思った。一気に興味シンシン。
長州力はこれから、どんなふうになっていくんだ!?」

ZERO−ONE11・13大阪府立体育会館はある意味、衝撃だった。
長州力が 「申し訳ない。お前の言うとおりだ。悪かった。俺のせいだ。ごめん。」と
大谷晋二郎に謝罪をしたからだ。それもマスコミがいる前で。
しかも大谷が「これからもヨロシクお願いします」と言われて「こちらこそヨロシクお願いします」
とペコリと頭を下げて握手したのである。
この光景を見て「ウソだろ」と思った関係者は多い。大谷も戸惑っていた。
また会場でも蝶野らが乱入してきた時、申し訳なさそうに「これはZERO−ONEの
責任じゃない。俺と新日本との闘いだ」と長州はマイクを握ってお客さんと大谷に詫びた。
この時も大谷の動揺ぶりは隠せない。この長州のマイクにどう答えていいもの か…。
「長州さん、かっこいいこと言って帰るんじゃないよ」と通りいっぺんのマイクしかできなかった
のは、それほど長州発言の謝罪ぶりに拍子抜けしてしまったからだろう。
こんな長州を見て、みなどう感じたのだろうか。大方の関係者はこうだ。
「長州が謝罪? 何を考えてるんだ。そんなの長州じゃないだろう」
「いや、長州の腹の奥底には何かがあるはずだ」
と、その行為の裏の真実を探ろうとするのだ。
本誌の宍倉顧問も驚いた。しかし、こう言った。
「なんか達観してる感じですよね。いまは自分も編集長より下。現実を見つめて、
自分も見習わなければいけないと思いましたよ」
宍倉顧問は、けっこう真っ直ぐにありのままの長州を受け入れていた。純粋なの だろう。
そうなのだ。いまの長州は昔の長州力そのままじゃないのである。
奥底には何も ない。ありのままで動き、生きているのだ。
今年に入って、私がいまの長州力は昔の長州力ではないんだとインタビューやコラムで
書いてきた。
そして「長州イズムって何だ!?」の連載を始めた時、2〜3の関係者から「長州が変わった?
そんな見方は甘いよ。人間なんてそんなに簡単に変わるわけがない。拡了さん、騙されて
いるんじゃないですか」と言われたものだった。
忘れもしない5月27日。
この日、後楽園ホールで私は長州力のインタビューをした。
インタビューが終わって、斎藤カメラマンがカメラをバッグにしまうまでイスに座ってぼんやり
していた時だった。
すると、思いもかけない光景が目に入ってきた。なんと長州力がリングサイドに敷く マットを
持って設営中のリングのそばにおいているのだ。あ然とした。長州のこんな 姿を見たことが
なかったからだ。あとでWJ関係者に話を聞いたが、手伝うのはこの 日が初めてのことだった。
「ホセ(斎藤カメラマンの通称)、長州さんがリングの設営を手伝っている。あれを 撮ってくれ!」
慌てて斎藤カメラマンに言った。斎藤カメラマンが、再びカメラをバッグから取り出して、
恐る恐るという具合に望遠ズームで長州を撮ろうとした。
その時、石井智宏がダメポーズをした。斎藤カメラマンは「ああ、やっぱり」という顔をして
絶好のシャッターチャンスをあきらめようとしてカメラを下ろした。
相手が長州力だから、写真を撮っているのを見られたら、どやしつけられるに違い ない。
通常はそうである。石井がダメポーズをしたのは、長州がカメラを向けられて怒る前に
やめさせようとしただけだ。
しかし、もったいない。私は長州のところまで降りていって「写真を撮ってもいいですか」
と交渉した。
案ずるよりも産むが易し。
「いいよ」
とあっさり長州が言ったのだ。
そうして、あらためて斎藤カメラマンに撮影のGOサインを出したのである。
あの写真はいまでも衝撃的だ。
新日本時代から長州がリングの設営を手伝ったという話なんて聞いたこともない。
スクープ写真と言ってもいい。だが一瞬、私の頭にこんな写真を掲載していいものかどうか
不安がよぎった。新日本時代からの長州力のイメージがガタガタと音を出して崩れてしまう
ことになるからだった。
しかし、明らかに長州はWJを経て生き方が変わってきていた。これを写真で見せないのは
マスコミとは言えない。
リングの設営写真に関して言えば「その時だけじゃないのか」とプロレス関係者に 言われたが、
そのあとリキプロの選手に聞くと「いえ、あれからも人手が足りないと手伝われていますよ」と
言っていた。
人間は年をとるごとに変わっていく生き物だ。プロレスラーだけは変わらないと思うのは、
傲慢すぎる。変わらなければ成長していないということでもある。
実を言うと長州は請われるままにさまざまなイベントをこなしている。確か9月 だったと思うが
講演の仕事までしている。
なんと人前で話すことが嫌いと思われた 長州が講演会を引き受けていたのだ。
昔の長州を知っている人なら仰天するだろう。
そればかりではない。それらの収入はすべてリキプロに入れていて長州個人が
もらっていないのだ。長州の収入はプロレスのリングに上がった試合だけなのである。
長州はいま、自分自身を生かすということよりも、人のために生かされようと思っている。
それがいまの長州の生の姿なのだ。こんな長州力にいま興味が尽きない。

                                (安田拡了)


週刊プロレス 1234 2004/12/8号 54〜55ページ

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  • ヤスカクに対して御小がどのような癒着をしたのかの方が私の私的な事件 -- 名無しマグマ 2004-12-09 (木) 13:35:55
  • 本当に私的な事件だな…w -- 名無しマグマ 2004-12-10 (金) 00:05:16

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